📖 例題
1から10までの数の和を計算し、合計を表示するプログラムです。
普通の計算では、「1+2+3+4+5+6+7+8+9+10」のように、1つ1つ足し算をして合計を計算しますが、これでは計算する数が増えると計算が大変になります。
それで、繰り返しを使って計算を行い、合計を出力しています。
📖 プログラム

ここから、プログラムの3つの構造の中の、「繰り返し構造」について学びます。
👩🏫 繰り返し構造 👨🏫
「繰り返し構造」というのは、ある特定の処理を繰り返し実行するというものです。「反復構造」や、「ループ」などとも言います。
私たちの日常生活の中にも「繰り返し構造」があります。毎日、「朝起きて、身支度を整えて、学校に行って、帰ってきて、夕食を食べて、寝る。」というように、同じようなことを繰り返していますね。

「繰り返し構造」には、「回数を指定する」繰り返しと「条件式の判定がtrueの間」繰り返すの、2つのパターンがあります。

このサンプルの問題3は、「回数を指定する」繰り返しのプログラムです。
では、まずこの「回数を指定する」繰り返しについて学びましょう。